自然関連財務情報開示タスクフォース
(TNFD*1: Taskforce On Natural-related Financial Disclosers)
日本酸素ホールディングスは、2024年8月にTNFDフォーラム*2への参画及びTNFD提言の採用者(TNFD Adopter*3)として登録しました。
当社は、「生物多様性の保全」をマテリアリティの重要項目として位置付け、これまでも自然環境と生物多様性の保全に取り組んできました。引き続き、生物多様性の保全に向けた対応を推進すべく、TNFD の情報開示フレームワークに沿った分析と検討を行い、情報開示に取り組んでまいります。
今後も、当社グループは、地球環境に配慮しながらお客様や社会への価値提供を行い、社会課題の解決に取り組むことで、持続可能な社会に貢献してまいります。
*1TNFD :
企業・団体等が事業活動において、どのように自然資本や生物多様性に依存し、また影響を与えているか適切に評価し、開示するために設立された国際的なイニシアチブ(2021年6月に発足)。
*2TNFDフォーラム :
多岐にわたる分野の専門性を有する企業・団体等が参画し、TNFDによる情報開示フレームワーク構築をサポートするネットワーク。
*3TNFD Adopter :
TNFD提言に基づく情報開示を行う意思をTNFD のウェブサイト上で登録した企業・団体等のこと。
登録した企業・団体等は2024年もしくは2025年会計年度情報に基づくTNFD提言を採用した開示が必要となる。
経団連生物多様性宣言イニシアチブ
当社は、2024年1月に「経団連生物多様性宣言イニシアチブ」に参画いたしました。当社は、「経団連生物多様性宣言・行動指針」の趣旨に賛同し、今後も生物多様性の保全に寄与する事業活動を推進してまいります。
沖縄科学技術大学院大学『OIST サンゴプロジェクト』へのスペシャルパートナー参画
日本酸素ホールディングス株式会社は、沖縄や世界のサンゴ礁の保全に主体となって取り組んでいる沖縄科学技術大学院大学(OIST)の『OIST サンゴプロジェクト』にスペシャルパートナーとして参画しました。
当社は、OISTが確立した環境 DNA 技術によるサンゴ礁のモニタリングと、ゲノム解析技術を駆使した調査研究を通じて、沖縄をはじめとする世界中のサンゴ礁を保全する活動を支援いたします。沖縄におけるサンゴの保全活動では、日本酸素ホールディングスグループの日本産業ガス事業会社である大陽日酸株式会社が地域のサンゴ礁の保全活動などに参加してまいります。

OISTカリン・マルキデス学長(中央)、濱田社長(右)と撮影

OISTにて佐藤矩行教授(左から2人目)と撮影

OISTにてティモシー・ラバシ教授(左から3人目)と撮影