サステナビリティトピックス(ガバナンス)

日本酸素ホールディングスグループは、革新的なガスソリューションにより社会に新たな価値を提供し、あらゆる産業の発展に貢献するとともに、人と社会と地球の心地よい未来の実現をめざしています。こうした想いを社員全員が共通認識として理解するグループビジョンに込め、グループ一丸となってサステナビリティ経営を推進しています。

サステナビリティの取組みは、グローバル各地で多岐にわたり展開しており、人、社会、そして地球の課題解決に貢献していくことが、社会価値と経済価値を同時に向上させるとともに、当社グループの企業価値の向上にもつながっていくと考えています。

ガバナンス欧州ISO/IEC 27001を取得

Nippon Gases Euro-Holding(NGE)は、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際規格ISO/IEC 27001を取得しました。今回の認証取得により、事業の信頼性と質を守るべく、真摯に取り組んでいることが証明されました。情報セキュリティを戦略的分野に位置づけた2018年以来、NGEは ISO27001の枠組みに基づき、数々のセキュリティ対策を講じるとともに、ISMS プログラムのさらなる充実を図り、そこで培ってきた信頼をステークホルダーの皆さまにお届けしてきました。今回、正式に認証されたことで今後も、盤石で確固たる情報セキュリティプログラムに基づいたデジタル戦略を通じて、信頼できるサービスをお客様に引き続き提供しながら事業を展開します。

ガバナンス日本コンプライアンス教育の取り組み

コンプライアンスの教育・研修をあらゆる階層の社員に継続的に行っています。一例を挙げると、大陽日酸で実施している組織別コンプライアンス研修は、グループの全従業員を対象に、共通テーマであるコンプライアンス概論、独占禁止法、ハラスメントに関する必要知識の習得と、従業員一人ひとりのコンプライアンス意識の浸透と向上を目的としています。当研修の特徴は、各事業部、支社及び主要子会社の「コンプライアンス推進担当者」が講師を務めるという点です。これにより、より現場に近い視点からコンプライアンスの意味合いや重要性を発信・伝達することができます。また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による働き方の変化を踏まえ、2021年3月期以降はオンライン研修などの活用を進めています。