サーモス

事業概要

「THERMOS」ブランドで、サーモス株式会社(日本)とそのグループ会社により運営されています。サーモスは、生産拠点をマレーシア、中国とフィリピンに、販売子会社を韓国に持っています。また、持分法適用の関連会社が、中国、米国、ドイツなどにあり、それらの拠点を通じて世界120カ国以上に魔法びんを含む 家庭用品を出荷しています。「人と社会に快適で環境にもやさしいライフスタイルを提案します」という企業理念のもと、各国の市場特性と、そこに暮らす生活者の習慣や文化に合わせた商品展開とライフスタイル提案を行っています。

THERMOSウェブサイト

沿革

1978年 世界初のステンレス製真空断熱魔法びんを日本酸素(当時)が開発
1989 英国、米国、カナダのTHERMOS事業を買収、真空断熱保温調理鍋「シャトルシェフ」発売
1998 「真空断熱スポーツボトル」発売
1999 「真空断熱ケータイマグ」発売
2001 日本酸素(当時)から分社化して、サーモス株式会社を設立
2009 「真空断熱フードコンテナー」発売
2013
「真空断熱タンブラー」発売
2014 ドイツの高級魔法びんブランド「alfi」を買収
2018 「サーモス フライパン」発売

事業の特徴

  • 地域別売上収益は、80%以上が日本、それ以外は主に韓国
  • 日本において、ケータイマグなどの新たな市場を開拓し、高いシェアを維持し、2020年以降、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、高まった家ナカ需要に対しても、これまで高めてきたブランド力を活かし、フライパンなどの調理用品やタンブラーの売上が伸長
  • 韓国において、「THERMOS」ブランドの段階的な浸透と、オンラインを含めた販売チャネルの多様化により、業績も堅調

主要拠点

「サーモス事業」の業績開示は2016年3月期から始まりましたため、2015年3月期の開示はございません。