事業概要

「MATHESON」のブランドで、事業を展開しています。2004年以降、積極的にM&Aや設備投資を実施し、現在ではエアセパレートガス(酸素、窒素、アルゴン)から炭酸ガス・ドライアイス、ヘリウム、水素、アセチレン、特殊ガスに加え、HyCO(水素と一酸化炭素、及び合成ガス)まで、取り扱い製品ラインナップを拡充し、世界最大規模の産業ガス市場である米国で、国を代表するサプライヤーの役割を担う存在に成長しています。

MATHESONウェブサイト(英語)

沿革

1983年 特殊ガスメーカーのMatheson Gas Products, Inc.を日本酸素(当時)が買収し、米国でのガス事業に参入
1992 Tri-Gas, Inc.を買収
1999 Matheson Gas Products, Inc.とTri-Gas, Inc.が合併
2004 Air Liquide S.A.より空気分離装置を6基買収
2006 BOCグループのヘリウム事業と米国ディストリビューターのLinweld Inc.を買収
2009 Valley National Gases, Inc.を買収
2010
Western International Gas & Cylinders, Inc.を買収
2014 Continental Carbonic Products, Inc.を買収
2016 Air Liquide S.A.より空気分離装置18基、ほか事業資産を買収
2019 Linde AGのHYCO事業を買収
2022 Global HYCOチーム主導のもと、米国、ペルー、インドで新たに3つのHyCO案件を受注

事業の特徴

  • テキサス州に本社を構え、米国全土に渡る供給ネットワークを構築
  • アセチレン、炭酸ガス・ドライアイスでは米国トップシェア
  • HYCO事業の買収(2019年)に伴い、当社グループにおけるHYCO事業の牽引役として、グローバルで事業機会を探索
※HyCO:
水素(H2)、一酸化炭素(CO)、合成ガス(Syngas)の製品群を示しています。

※HYCO事業:
天然ガス、製油所または化学プラントの副生ガス、LPガスまたはナフサ、バイオ由来または再生可能な副生ガス、バイオLPガスまたはバイオナフサから、適切な種類の改質法または部分酸化法を用いて製造された水素、一酸化炭素、または合成ガス(水素と一酸化炭素の混合ガス)を供給します。これらのガスは、パイプラインを通じて、燃料、化学品、食品添加物向けに供給されます。

主要拠点