役員一覧

取締役

代表取締役社長 CEO

濱田 敏彦

経歴

1981年4月 当社入社
2002年7月 Matheson Tri-Gas, Inc.エグゼクティブバイスプレジデント
スペシャリティガス テクノロジー担当
2005年10月 当社電子機材事業本部 半導体ガス事業部副事業部長
2006年4月 電子機材事業本部 半導体ガス事業部長
2010年1月 電子機材事業本部 本部長附 兼 事業戦略推進部長
2014年6月 日酸TANAKA(株)常務取締役
2016年6月 同社専務取締役
2017年6月 同社代表取締役社長
2020年6月 当社取締役副社長執行役員( 社長補佐)
2021年6月 代表取締役社長 CEO(現)

入社1年目から特殊ガスの輸出入に関わり、3年目からMatheson Tri-Gasに出向した経験が、その後の合計14年間の海外勤務経験と、現在のグローバルHD組織の責任者を務めるベースになっています。関係してきた顧客が半導体であったことも、国際展開する事業としての産業ガス事業を体感すること、認識することに役立っています。今後はすべての顧客がグローバルに情報共有しながら発展しますから、当社も社員もよりグローバルに展開しましょう。

取締役

永田 研二

大陽日酸(株)代表取締役社長

経歴

1981年4月 当社入社
2009年6月 National Oxygen Pte. Ltd. (現 Leeden National Oxygen Ltd.) 社長
2013年6月 執行役員 北関東支社長
2016年4月 執行役員 産業ガス事業本部副本部長 兼 ガス事業統括部長 兼 プロダクト管理統括部長
2016年6月 常務執行役員 産業ガス事業本部副本部長 兼 ガス事業統括部長 兼 プロダクト管理統括部長
2017年4月 常務執行役員 産業ガス事業本部長
2018年6月 取締役専務執行役員 産業ガス事業本部長
2020年10月 取締役(現)大陽日酸(株)代表取締役社長(現)

40年以上携わってきた工業ガスの価値創造について考えてみたい。全ての生命は空気があるから存在し得る。代表的な我々の製品は空気を工業的に分離精製したものである。だから工業ガスは「普遍」かつ「不変」であるからこそその用途も無尽蔵であり、ガスはさまざまな性質を持ちながら目に見えない、重さも実感しづらい物質である。まさに、ガスの語源となったカオス(混沌)そのものであり、目に見ないガスを安全にお届けする制御技術やガスが持つ機能を最大限に発揮させる利用技術でさまざまな課題のソリューションを提供することが我々の価値創造モデルである。

取締役

トーマス・スコット・カルマン

Thomas Scott Kallman
Matheson Tri-Gas, Inc. Chairman & CEO

経歴

1981年7月 The BOC Group, plc.入社
2000年1月 同社バイスプレジデント ジェネラルマネージャー 米国東部地区担当
2005年1月 Matheson Tri-Gas, Inc.エグゼクティブバイスプレジデント インダストリアルガスグループ担当
2008年1月 同社シニアエグゼクティブバイスプレジデント COO
2009年6月 同社社長・COO
2013年1月 同社社長・CEO
2017年6月 同社会長・社長・CEO
2019年4月 同社会長・CEO(現)
2019年6月 当社取締役(現)

日本酸素HDは、工業用ガス・電子材料ガス及び関連機器のラインナップを揃えて提供しています。当社は主要市場で優位な立場にあり、世界的に競争力のあるプラントエンジニアリング技術とガスアプリケーション技術でお客さまを支援しています。しかし、当社グループの最も注目すべき強みは、人財、そして、「お客さまとステークホルダーのために有意義な価値を提供する」という強いコミットメントです。
当社は、戦略的M&Aと大規模な資本投資を通じた収益成長に重点を置きながら、新たな経済的、社会的、環境的課題に対応するために絶えず進化しています。
私の産業ガス事業のさまざまな領域での経験は、当社事業の改善・成長に幅広く貢献できます。工業及びエレクトロニクス市場セクターで営業管理の役割を果たしてきただけでなく、数々の空気分離装置及び液化二酸化炭素プラントの運用管理に従事してきた経験もあります。これにより、私は商業的/運用的観点から課題と機会をよりバランスよくとらえ、チームが特定の状況で最適なソリューションを選択できるように支援しています。

取締役

ラウル・ジュディチ

Raoul Giudici
Nippon Gases Euro-Holding S.L.U.
Chairman & President

経歴

1995年9月 Rivoira S.p.A.(現 Nippon Gases Italia S.r.l.)入社
2004年3月 同社 ダイレクター マーケティングアンドバルクセールスディベロップメント
2007年2月 Praxair Euroholding S.L. ダイレクター マーケティング ヨーロッパ担当
2010年1月 Rivoira S.p.A. ダイレクター セールスアンドマーケティング イタリア担当
2013年2月 同社 マネージングダイレクター
2013年11月 同社 マネージングダイレクター・社長
2015年1月 Praxair Italia S.r.l.(現 Nippon Gases Italia S.r.l.)マネージングダイレクター・社長
2024年4月 Nippon Gases Euro-Holding S.L.U. エグゼクティブ・バイスプレジデント
2024年7月 Nippon Gases Euro-Holding S.L.U. 会長・社長(現)

私は1995年に産業ガス業界でのキャリアをスタートさせました。この 30 年近く、「継続的な改善」に対する深い情熱を見出してきました。具体的に言うと、お客さまにより良いサービスを提供するためのソリューション強化、当社とステークホルダー双方の生産性の向上、サステナビリティの推進、従業員の成長と人財開発の促進などです。日本酸素HD グループに加わって以来、これらの価値観は、グローバルな事業会社のDNAの一部として、リージョナルな顧客中心の戦略的なアプローチによって強化・統合されてきました。これには、私自身がお客さまと密接に連携してマーケティングと営業に携わった経験の中で、特に感銘を受けました。これらは今でも当社の強みであり、当社の理念である”Proactive, Innovative, Collaborative.”に要約されています。
当社が優れた企業であり、卓越したチームであることを誇りに思っています。卓越性を追求する中で、業績が向上すればするほど、現状に疑問を投げかけることが難しくなると思っています。しかし、今後の複雑なビジネス環境を乗り切るためには、まさに今疑問を投げかけていく必要があります。我々のように勝者の立場から出発している場合、この新しいビジネス環境で成功するためには、相乗効果をさらに高めていくことが最大のチャンスとなります。

社外取締役

原 美里

経歴

1988年6月 原地所(株)取締役(現)
2017年10月 税理士法人横浜弁天会計社設立代表税理士(現)
2020年6月 セコム(株)社外取締役(現)
2021年6月 当社社外取締役(現)

日本酸素HDの社外取締役になって、特に印象に残ったのは、社員皆さんの研究開発への貪欲さです。それとともに、製造部門だけでなく、社員が真面目にやりがいを感じて働いているということです。私はその会社の一員であることを誇りに思います。これからますます多様な人が働き続ける環境づくりと整備を行い、社員全てがさらに輝くような会社になるよう力を尽くしたいと思います。

社外取締役

長澤 克己

経歴

1980年4月 (株)日立製作所入社
2006年4月 同社電力グループ原子力事業部 原子力技術本部長
2008年10月 Hitachi Power Systems America, Ltd.(現 Mitsubishi Power Americas, Inc.)バイスプレジデント
2010年10月 (株)日立製作所 電力システム社 国際事業戦略本部長
2011年1月 同社電力システム社 国際事業戦略本部長 兼 日立GEニュークリア・エナジー(株)CSO
2012年4月 同社理事 電力システムグループ 電力システム社 日立事業所長
2014年4月 同社執行役常務 電力システムグループ 電力システム社 社長
2016年4月 同社執行役常務 原子力ビジネスユニットCEO
2017年4月 同社技監 原子力ビジネスユニット 海外原子力戦略統括本部長
2019年4月 日立GEニュークリア・エナジー(株)取締役会長
2020年6月 (株)スギノマシン 社外取締役(現)
2022年6月 当社社外取締役(現)

日本酸素HDは、一般的なメーカーと異なり、産業ガスの生産設備納入から、ガスの生産、供給、利活用に至るすべてのプロセスにおいて、お客さまへのソリューションを提供できる、技術、人財、組織を世界規模で持っていることが強みであり、魅力だと考えています。私が長年経験して来たモノづくりや建設プロジェクトとも、メーカーとしての考え方や管理手法という面で共通点が多く、その経営経験は日本酸素HDの経営判断にも役立っていると考えています。

社外取締役

宮武 雅子

経歴

1983年4月 The Chase Manhattan Bank N.A.(現 JPMorgan Chase Bank, N.A.)入行
2002年10月 弁護士登録(2011年留学のため登録抹消、2014年再登録)
2002年10月 古賀総合法律事務所入所
2004年6月 あさひ狛法律事務所(現 西村あさひ法律事務所)入所
2014年11月 中野法律事務所入所
2014年11月 文部科学省原子力損害賠償紛争解決センター仲介委員(現)
2015年4月 東京家庭裁判所調停委員(現)
2018年4月 ブレークモア法律事務所入所(現)
2018年12月 一般社団法人日本国際紛争解決センター事務局次長
2019年3月 スミダコーポレーション(株)社外取締役
2021年4月 慶應義塾大学大学院法務研究科教授
2022年6月 当社社外取締役(現)
2024年4月 慶應義塾大学大学院法務研究科 客員教授(現)

日本酸素HDの強みは、グローバル展開と地球温暖化対策の柱である水素や脱炭素の事業化に最も近い位置にいることです。取締役会で自由闊達な議論ができること、社外取締役の知見に耳を傾ける役員の柔軟性には感謝をしています。弁護士及び大学院で交渉や紛争解決を教える教員として、取締役会で議論される取引案件につき予防法務としての助言や交渉の仕方を、また、ガバナンス体制に関しご提案すること、さらに女性社員の活躍の場を広げて男女ともに働き安い職場を作ることも使命です。

社外取締役

中島 秀夫

経歴

1978年4月 大蔵省(現財務省)入省
2002年7月 アジア開発銀行予算人事局長 (フィリピン マニラ駐在)
2005年7月 公正取引委員会官房審議官(国際担当)
2014年1月 公正取引委員会事務総長
2017年9月 ホワイト&ケース法律事務所/ホワイト&ケース外国法事務弁護士事務所(外国法共同事業)スペシャルアドバイザー(現)
2023年6月 当社社外取締役(現)

私はほぼ40年間にわたって公務に携わってきましたが、このうち約7年間はマニラにあるアジア開発銀行(ADB)で勤務しました。ADBはアジア・太平洋地域の国々の経済発展を支援する国際開発金融機関で、ハードのプロジェクトだけでなく、広く司法制度の構築・整備も支援しています。各国はその経済発展段階はもとより、歴史、社会文化、国民性なども区々ですので、当時の勤務を通じて私は、支援の実施にあたってはその違いを踏まえたきめ細かい配慮が必要であり、one-size-fits-all的な手法は通用しないということを痛感しました。日本酸素HDグループの4極の一角を担うアジア地域における業務、とりわけガバナンスの在り方やコンプライアンスを検討する際にはADBなどでのこの経験を活かして積極的に貢献していきたいと思います。

社外取締役

山地 勝仁

経歴

1982年4月 ヤマハ発動機(株)入社
2003年4月 Yamaha Motor da Amazonia Ltda.取締役
2009年7月 ヤマハ発動機(株)技術本部生産技術統括部長
2012年3月 同社執行役員生産本部EG製造統括部長
2014年1月 同社執行役員生産本部長
2015年3月 同社上席執行役員生産本部長
2017年1月 同社上席執行役員生産本部長 兼 調達本部担当
2017年3月 同社取締役上席執行役員
2019年3月 同社取締役常務執行役員
2022年3月 同社顧問(現)
2023年6月 当社社外取締役(現)

私は海外売上比率9割の輸送機器メーカー出身で、グローバルでのモノづくりや経営を経験してきました。当社には昨年より経営に参加してまいりましたが、グローバル企業であり、ガバナンス意識も高く、半導体製造特殊ガスやGHG低減技術など大きな可能性を持つ企業であると感じました。経営の場では自身の経験も活かし、「グローバル経営・モノづくり・D&I」を中心に足腰の強い、社会から期待される企業をめざしてまいります。

監査役

常勤監査役

亘 聡

 

経歴

1985年4月 当社入社
2008年8月 総務本部 財務部長
2015年6月 執行役員 人事部副部長
2016年6月 執行役員 人事部長
2016年8月 執行役員 人事部長 兼 CHO
2017年4月 執行役員 人事部長 兼 経営企画室長 兼 CHO
2020年10月 執行役員 人事・秘書室長 兼 人事部長 兼 CHO
兼 大陽日酸(株)取締役 執行役員 人事部長
2021年4月 執行役員 人事・秘書室長 兼 人事部長 兼 CHO
兼 大陽日酸(株)取締役 常務執行役員 コーポレートユニット長 兼 人事部長
2021年6月 常務執行役員 人事・秘書室長 兼 人事部長 兼 CHO
兼 大陽日酸(株)取締役 常務執行役員 コーポレートユニット長 兼 人事部長
2023年6月 当社常勤監査役(現)

私は、入社後、財務経理部門以外にも、情報システム、工場管理、秘書、人事と管理系を中心にさまざまな職務につき、さまざまな人たちと仕事をしてきました。その中で感じているのは、産業ガスの持つ普遍性と、社会的使命・安全・品質を支える社員の真摯な姿勢です。財務的な側面に加えこのような人的資本等非財務的側面の重要性も含め、監査役としての監督機能を果たし、ガバナンスの向上に寄与していきたいと考えています。

常勤監査役(社外)

橋本 明博

経歴

1983年4月 (株)富士銀行(現(株)みずほ銀行)入行
2010年4月 (株)みずほコーポレート銀行(現(株)みずほ銀行)執行役員米州プロダクツ営業部長
2012年4月 (株)みずほ銀行常務執行役員営業店担当役員(2013年7月まで)
2013年4月 (株)みずほコーポレート銀行常務執行役員営業担当役員
2013年7月 (株)みずほ銀行常務執行役員営業担当役員
2014年4月 同行理事
2014年4月 同行退行
2014年5月 シャープ(株)理事
2014年6月 同社取締役常務執行役員
2016年6月 同社退社
2016年6月 (株)みずほ銀行理事
2017年6月 同行退行 当社常勤監査役(現)

当社の最大の強みはそのビジネスモデルにあります。原材料は世界中で入手でき、競争力の源泉の一つはいかに需要家の近くで供給できるかにあります。当社は長い歴史の中で、世界各地で確固たるビジネス基盤を有しています。世界的なカーボンニュートラルのうねりの中で、この確固たるビジネス基盤が新たな成長・成功の足枷とならないか、少し角度の異なる視点も交えながら、当社の発展を見守っていきたいと考えています。

常勤監査役(社外)

明石 健太郎

大陽日酸(株)非常勤監査役

経歴

1984年4月 (株)富士銀行(現 (株)みずほ銀行)入行
2008年4月 (株)みずほコーポレート銀行(現(株)みずほ銀行) プロダクツ業務管理部長
2010年4月 同社 香港支店長
2011年4月 同社 執行役員 香港営業第一部長 兼 香港営業第二部長
2013年7月 (株)みずほ銀行 執行役員 香港営業第一部長 兼 香港営業第二部長
2014年4月 みずほ証券(株) 常務執行役員、Mizuho Securities Asia Limited 会長兼 投資銀行グループ付
2015年4月 同社 常務執行役員、 Mizuho Securities Asia Limited 会長兼 投資銀行部門営業担当役員
2016年4月 同社 常務執行役員、Mizuho Securities Asia Limited 会長兼 グローバル投資銀行部門営業担当役員
2017年4月 同社 理事
2017年6月 (株)JTB 経営企画部事業投資管理担当 主幹
2018年4月 同社 執行役員 経営戦略本部事業投資戦略担当
2021年4月 同社 執行役員 投資・資金戦略担当
2024年4月 当社 顧問
2024年6月 当社常勤監査役(現)

新任監査役の明石です。当社の強みはビジネスの拡大に大きく寄与している海外におけるM&Aの成功確度の高さにあると感じています。日本企業トップクラスではないでしょうか。私は社会人生活の半分をニューヨーク(14年)、香港(6年)で過ごしてきました。香港時代の後半は中国を含むアジア全域と中東についても担当しました。グローバルに展開する当社のビジネスにこれまでの私の経験が少しでもお役に立てれば嬉しいです。

常勤監査役(社外)

一矢 耕平

経歴

1987年4月 三菱化成工業(株)(現 三菱ケミカル(株))入社
2013年4月 (株)三菱ケミカルホールディングス(現 三菱ケミカルグループ(株))経営戦略室グループマネジャー
2017年4月 三菱ケミカル(株) 経営管理部グループマネジャー
2018年4月 (株)三菱ケミカルホールディングスコーポレートスタッフ(現 三菱ケミカルグループ(株))ファイナンス部長
2020年4月 日本ポリケム(株) 理事役経理部長
2024年4月 当社 顧問
2024年6月 当社常勤監査役(現)

2024年6月に常勤監査役に就任しました。1987年に三菱化成工業に入社して以降、通算12年にわたる米国駐在期間も含めて、多くの事業再編や成長投資案件に経理・財務の立場から参画してきました。日本酸素HDグループもM&Aを通じてグローバルな事業基盤を構築し、さまざまな工夫を凝らしながら経営理念やビジョンの浸透を図ってこられましたが、経営課題の解決に終わりはないと思います。監査業務を通じて、今後の健全な成長に貢献したいと考えています。

執行役員

常務執行役員 特命担当

諸石 努

経歴

1984年4月 当社入社
1991年11月 The Thermos company(USA)出向
2001年11月 管理部門社長室経営企画部
2006年4月 秘書室部長(プロジェクト推進担当)
2013年4月 管理本部広報・IR部長
2014年4月 国際・経営企画本部プロジェクト部長
2014年11月 国際・経営企画本部副本部長
2015年6月 執行役員 国際・経営企画本部副本部長
2018年6月 執行役員 国際事業本部長
2020年10月 執行役員 経営企画室長
2021年6月 常務執行役員 経営企画室長
2024年6月 常務執行役員 特命担当(現)

当社は、世界の大手産業ガス会社と対峙し、世界中の産業に貢献していこうと意気込んでいる会社です。グローバル経営の実践にあたっては、まだ足りない部分が沢山ありますが、変革を恐れず突き進む覚悟があり、この点が当社の魅力と強みであると思っています。私は10年ほど米国に駐在し、サーモス事業のCFOとして米国人の同僚と事業再編の苦楽をともにした経験があります。この経験を活かし、グループ変革の推進役になれればと考えています。

常務執行役員

三木 健

大陽日酸(株)専務執行役員

経歴

1986年4月 通商産業省(当時)入省
省エネルギー対策課長、製品安全課長、化学物質管理課長、特許庁審査業務部長、大臣官房審議官(産業保安担当)などを歴任
2017年7月 経済産業省 退官
2017年12月 当社入社 技術本部本部長附部長
2018年6月 執行役員 技術本部副本部長
2019年6月 執行役員 技術本部長 兼 CSO
2020年10月 執行役員 技術・環境統括室長 兼 CSO 兼 大陽日酸(株)執行役員 技術本部長 兼 KAITEKI推進プロジェクトリーダー
2021年4月 執行役員 技術・環境統括室長 兼 CSO 兼 大陽日酸(株)常務執行役員 技術統括ユニット長 兼 KAITEKI推進プロジェクトリーダー
2021年6月 常務執行役員 技術・環境統括室長 兼 CSO 兼 大陽日酸(株)常務執行役員 技術統括ユニット長 兼 KAITEKI推進プロジェクトリーダー
2021年11月 常務執行役員 サステナビリティ統括室長 兼 CSO 兼 大陽日酸(株)常務執行役員 技術統括ユニット長 兼 KAITEKI推進プロジェクトリーダー
2023年6月 常務執行役員 サステナビリティ統括室長 兼 CSO 兼 大陽日酸(株)専務執行役員 技術統括ユニット長 兼 KAITEKI推進委員会委員長(現)

私が思う日本酸素HDの強みは2点、未来志向であり、オープンマインドであること。 創業110年以上の歴史のある会社にもかかわらず、伝統やレガシーに縛られていない。産業ガスに軸足を置きつつ、顧客のニーズに常に先を見てフレキシブルに対応していく姿勢である。また、国内外のM&Aで会社が大きくなってきた中で、他者の文化・やり方を無理に押さえつけるのではなく、異なる価値観を包含しながら成長することができた。

常務執行役員

アラン・デビッド・ドレイパー

Alan David Draper

経歴

1993年9月 Lumsden & McCormick, LLP, シニアアカウンタント
1996年9月 Praxair, Inc.(現 Linde plc.)内部監査人
1999年4月 同社 ファイナンシャルアナリスト
2000年6月 同社 ファイナンシャルマネージャー グローバルサプライシステム
2002年6月 同社 米国北部担当コントローラー
2004年5月 同社 レベニュー&ボリュームダイレクター
2005年6月 同社 アカウンティングダイレクター オペレーションコントローラー
2009年3月 Praxair Surface Technologiesファイナンスダイレクター グローバルコントローラー
2014年12月 Praxair Surface Technologiesファイナンス・IT・オペレーショナルエクセレンスVP
2017年4月 Praxair Euroholding S.L.ファイナンスVP
2018年12月 TNSC Euro-Holding S.L.U.(現 Nippon Gases Euro-Holding S.L.U.)CFO
2020年10月 執行役員 財務・経理室長 兼 CFO
2023年6月 常務執行役員 財務・経理室長 兼 CFO(現)

私は2020年10月1日から日本酸素HDで働き始め、産業ガス業界において28年におよぶ経験があります。これまでのキャリアにおいて米国、スペインおよび日本で働いてきたことで、グローバルな視点と洞察力が得られ、日本酸素HDの財務パフォーマンスの向上に役立てることができています。私の過去の経験を共有し、ベストプラクティスを実行し、財務チームと当社グループ全体におけるチェンジマネジメント(企業や組織の変革や改革を、効率的に成功へ導くためのマネジメント手法)の重要性を強調することに尽力しています。生産性向上とグローバル化の両方を強く支持する者として、集中的な努力により、目標や目的を達成するためのより効率的で費用対効果の高い方法を特定し続けることができると確信しています。

常務執行役員

奥田 寛

大陽日酸(株)常務執行役員

経歴

1986年4月 国際電気(株)(現(株)日立国際電気)入社
1998年2月 日本フィリップス(株)(現(株)フィリップス・ジャパン)入社
2006年1月 同社法務部長
2008年6月 当社入社 総務本部 法務部 副部長
2012年4月 総務本部法務部長
2015年7月 法務部長
2020年10月 法務室長 兼 大陽日酸(株)法務部長
2022年6月 執行役員 法務室長 兼 大陽日酸(株)法務部長
2024年6月 常務執行役員 法務室長 兼 大陽日酸(株)法務部長(現)

当社には、2008年に法務部の副部長として入社し、主に法務・コーポレート・セクレタリー業務に携わってきました。入社時から今日に至るまで、当社の事業は、米国、ヨーロッパその他各国での事業買収を通じて大きく成長するとともに、持株会社制を導入するなど、会社の在り方も大きく変わりました。これは、役職員が変化や失敗をおそれずにチャレンジしてきた結果であり、そのような挑戦ができるのが当社の魅力だと思います。

執行役員

西川 和彦

大陽日酸グループCCO

経歴

1986年4月 三菱化成工業(株)(現 三菱ケミカル(株))入社
2013年1月 (株)三菱ケミカルホールディングス(現 三菱ケミカルグループ(株)) 総務室法務グループマネジャー
2017年4月 三菱化学控股管理(北京)有限公司 董事・総経理
2018年4月 三菱ケミカル(株) 理事役 総務部長
2021年4月 ダイヤリックス(株) 代表取締役社長
2023年5月 当社入社
2023年6月 当社執行役員 グループCCO 兼 大陽日酸グループCCO併せて全社的内部統制管理責任者

2023年からグループ全体のCCOを務めています。前職の三菱ケミカルグループでは法務、総務、内部統制といった分野を経験してきました。産業ガスを起点としてグローバル4極に事業を展開しており、カーボンニュートラルなどの社会課題に対しても新たな価値を提供していけるのが当社グループの強みと感じています。持続的な成長のためにも社会からの信頼は必須であり、コンプライアンスの徹底と適切なリスク管理を図っていきます。

執行役員

久保 宏一郎

経歴

1989年4月 当社入社
2004年10月 Matheson Tri-Gas, Inc 財務部長
2014年4月 国際・経営企画本部経営企画部長
2020年10月 経営企画室 企画統括部長
2023年4月 経営企画室 事業統括部長
2024年6月 執行役員 経営企画室長 兼 事業統括部長(現)

1989年に入社し、日本酸素(株)名古屋支社(当時)を皮切りに、経理部門、米国駐在、国際部門、経営企画部門などの職務を経験してきました。 当社の強みはグループ理念のタグライン「The Gas Professionals」にある通り、各事業会社で活躍するプロフェッショナル人財の価値だと考えています。 広い視野と柔軟な発想を持ち、各社が持つ強みをグループ全体で最大化できるよう真摯に取り組んでいきます。

執行役員

大道 昌義

経歴

1990年4月 当社入社
2005年7月 台湾日酸美氣神股份有限公司(現 台湾日酸股份有限公司)営業部長
2019年6月 Vietnam Japan Gas Joint Stock Company (現 Nippon Sanso Vietnam Joint Stock Company)General Director
2023年10月 経営企画室 企画統括部長
2024年 6月 執行役員 経営企画室 企画統括部長(現)

私はエレクトロニクス関連の機器工事や海外駐在、アジア現地法人の経営など多岐にわたる経験により、技術と営業の両面で深い知識を得ました。現在は、オペレーショナルエクセレンス推進活動を通じて、グループ全体の生産性向上に取り組んでいます。 また、日本酸素HDの最大の強みは、製品とサービスに対する革新への取り組みと品質へのこだわりであり、人と社会を尊重する社風も大きな魅力だと考えます。

執行役員

澤 禎一郎

Leeden National Oxygen Limited Managing Director

 

経歴

1991年4月 当社入社
2004年10月 大連日酸気体有限公司(現 大連大陽日酸気体有限公司)副社長
2011年7月 上海大陽日酸気体有限公司 総経理
2014年1月 ガス事業本部海外事業統括部企画部長
2016年4月 Leeden National Oxygen Limited Executive Director
2023年4月 Leeden National Oxygen Limited Managing Director
2024年6月 執行役員 Leeden National Oxygen Limited Managing Director(現)

私は現在シンガポールに駐在しておりますが、当地の魅力の一つは国としての革新性、機動性だと感じています。カーボンニュートラルへの取り組みなど、政府、民間ともに実験的な取り組みも盛んで、その動きも非常に速いです。私は当社の持つガステクノロジーでこうした取り組みに積極的にアプローチし、参画できる機会を獲得し実績を上げることで当社に貢献していきたいと考えています。

役員スキルマトリックス(取締役)