日本酸素ホールディングスは、産業ガス事業、エレクトロニクス事業、サーモス事業を3つの事業領域と定め、構成される日本、米国、欧州、アジア・オセアニア、サーモスの5つの事業セグメントによって運営、推進しています。また、産業ガスのサブセグメントとしてメディカル事業も展開しています。
事業領域
産業ガス事業Industrial Gases
日本、米国、欧州、アジア・オセアニア各地域で、産業ガスを製造・供給し、あらゆる産業をサポートしてます。
産業ガスとは?
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メディカル事業
病院・在宅医療に欠かせない医療用ガス、液体窒素の冷熱を利用した細胞保存容器、陽電子放出断層撮影(PET:Positron Emission Tomography)診断で使われる酸素の安定同位体などを供給しています。
エレクトロニクス事業Electronics
主に半導体(メモリ・センサー・ロジック)、液晶分野の製造プロセスで利用される電子材料ガスを供給し、最先端技術の発展・普及に貢献しています。
エレクトロニクス事業
サーモス事業Thermos
持続可能な社会に求められる新たなライフスタイルを創出するために、さまざまな製品を提供しています。
事業を支える基盤技術
産業ガスやエレクトロニクスの事業を支える技術として、主に、以下3つの基盤技術があります。
・プラントエンジニアリング技術
空気分離装置(ASU:Air Separation Unit)の設計・製作・据付・メンテナンスまでの一貫したプラントエンジニアリング技術を持ち、高効率で優れたアルゴン収率(大気中からアルゴンを収集する性能)を持つプラントを国内外で数多く納入した実績があります。
・ガスハンドリング技術
多種多様なガスを製造・混合・精製する高度な専門技術を持ち、適切な設備や保安技術に基づいて安全に供給できますので、あらゆる製造業の生産活動を支え、新たな生産プロセスの提案などを通じ、お客さまや社会にさまざまな価値を提供しています。
・ガスアプリケーション(ガス利用)技術
エアセパレートガスや電子材料ガスを中心に、ガス利用設備(機器類)のたゆまない研究開発と、100年以上のガス供給経験・知見・実績に裏打ちされたガスハンドリング技術を組み合わせて、お客さまの要望に即した課題解決に繋がるガス利用技術を提案しています。