安全・安定供給への取り組み

私たちは、“The Gas Professionals=産業ガスのプロ集団”として、あらゆる産業のお客さまに対して、産業ガスを安全かつ安定的に供給することを責務としております。

産業ガスを安全に安定して供給するために、グループ内の生産・供給現場はもちろんのこと、販売パートナーやお客さまの利用現場まで、生産・供給・消費の全工程を通じた安全・安定供給体制を維持し強化していく必要があります。

このため当社グループでは、「ガスを売ることは安全を売ること」の精神に則り自主保安を確実に実践するという社長方針のもと、社長をトップとした保安管理体制を構築して保安管理を徹底しています。具体的には、社長CEOを議長とする「グローバル戦略検討会議」を毎年開催し、安全に関する技術リスク管理を含めた本会議での決定事項を世界各地域の活動計画に盛り込み、実施を徹底しています。

日本酸素ホールディングスにおける保安管理体制

日本酸素ホールディングスにおける保安管理体制図

当社グループでは、安全・品質・環境に関連した“NSHDグループ基準”を整備しており、各地域基準との整合を図りながら一層の安全・安定供給を目指しています。また、大陽日酸グループのテクニカルアカデミーでは危険感受性を向上させる体験型講習などを実施しており、日本以外の地域のグループ社員に対しても講習を実施しています。

上記に加え、各地域ではそれぞれ以下のような安全活動を行なっています。

大陽日酸グループでは、生産部門において自主保安活動の成果に対し安全表彰を行うなど、一層の事故防止を促進しています。また、お客さまに産業ガスを安全に使用していただくために、産業ガスの性質、危険性、取り扱い方法などについての「保安講習会」をご提案し実施しています。さらに特殊ガスに係る輸送時やお客さまの消費時におけるガス漏洩などに迅速に対応できるよう、全国に55カ所の緊急出動事業所を指定し出動要員の教育・訓練を行っています。 これらの取組を体系的に行うため、大陽日酸グループでは以下のような保安管理組織を備えています。

大陽日酸グループの保安管理組織

大陽日酸グループの保安管理組織

※特定事業所とは、本部所管の工場、研究所が主となる混在事業所で、保安上一体で管理が必要な事業所です。

一方、海外においては、Matheson Tri-Gas, Inc.グループでは、生産部門および輸送部門に対してe-learningおよび実地訓練による教育などにより事故の未然防止を図っており、特殊ガスの漏洩など緊急事態にも即応できるよう定期的に漏洩容器の収納訓練などを行っています。Nippon Gases Euro-Holding S.L.Uグループでは、生産工場において全員参加型の事故防止キャンペーンを複数実施するなどして、常に安全意識やスキルの維持・高揚を推進しています。アジア・オセアニア地域の生産現場では、安全パトロールを積極的に行うなどにより改善を促進し、また、地域の安全管理者を一同に集めた安全会議の開催などによりベストプラクティスを追及し、より安全で安定した産業ガスの供給を目指しています。

監査の実施

当社グループでは、社内事業所及び保安・環境などに関する技術リスクを管理する関係会社を対象として、保安・環境監査を実施しています。保安・環境監査は、企業コンプライアンスの徹底や事故の未然防止などを主眼に、技術監査部が原則5年周期で海外の関係会社も含め実施しており、2020年3月期は日本国内で21社26事業所、海外ではアジアを中心に2カ国2社4事業所で実施しました。米国や欧州ではそれぞれ内部監査が行われ、技術監査部と情報交換しています。
また、日本国内では、所管部署幹部査察を行っており、大陽日酸(株)の本部長、支社長が関係会社の保安・環境活動の実態について、経営者の視点で査察を実施しています。

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