疾病治療への貢献

日本酸素ホールディングスは、医療分野商品の提供を通じて、健康維持や疾病治療への貢献をめざしています。高品質な医療用ガスや医療機器の供給を、大規模病院から在宅まで展開しています。さらに、在宅医療用に多彩な機器の開発も行っています。在宅酸素療法を中心に在宅医療・呼吸療法関連機器の開発・販売・レンタルに対応し、全国の販売店ネットワークを通じて、24時間体制で機器の設置・回収・保守点検サービスを提供しています。安全性や使いやすさを徹底的に追求した製品・サービスの提供により、患者さんのQOL(Quality Of Life=生活の質)向上に貢献しています。

在宅酸素療法への貢献

超小型携帯用酸素ボンベ
超小型携帯用酸素ボンベ

超高齢社会を迎え在宅医療の整備が求められる中、当社は在宅酸素療法を中心にサービスの充実を図っています。在宅酸素療法は、酸素濃縮装置や酸素ボンベ等から高濃度の酸素を吸入する治療法で、慢性呼吸不全を起こす慢性閉塞性肺疾患を中心に、間質性肺炎、進行肺がんなど、さまざまな疾患が対象となります。1985年に健康保険が適用され在宅での普及が進み、現在では約16万人が利用しているといわれています。日常生活と療養を両立させることができ、生存期間の延長、運動能力の改善や入院回数の減少など、医学的効果が確認されており、普及している在宅医療の一つです。その際、患者さんは自宅だけでなく、外出時はもちろん、職場や学校、旅行先など、生活のさまざまな状況で酸素吸入をしており、利用場面に合わせた機器が必要です。また、本人や家族が操作するため、誰もが安心・安全に使える配慮が求められます。
 こうしたニーズにお応えし、使いやすさを重視した製品開発を行っています。例えば外出時には、酸素ボンベを専用キャリーやカートに載せて移動しますが、「携帯用酸素ボンベが重い」「人目が気になる」などの理由で敬遠する人も少なくありません。こうした声に応えて開発したのが、携帯用酸素ボンベの常識を変える超小型サイズのボンベです。肩掛け用ショルダーで持ち運べるため両手が自由になり、ボンベも目立ちません。さらに、「酸素ボンベの取扱いが煩雑で難しい。」、「酸素ボンベの持ち時間を長くしたい。」という声が多くありました。これに対し、呼吸に合わせて効率的に酸素を供給することで使用時間を延ばす呼吸同調器と容器バルブ(ボンベバルブ)を一体化し、軽量化を図った機器を併用することで、酸素の持続時間延長とさらなる軽量化を実現しました。多くの人が在宅医療を選択できるようになるためにも、誰もが安心して使える機器のさらなる開発と、供給体制の充実を推進していきます。

在宅酸素療法 関連製品

酸素濃縮装置

オキシウェル-5A
オキシウェル-5A

空気中の酸素を濃縮して高濃度の酸素をつくる酸素濃縮装置は電気で動くため、「停電=酸素の供給が停止する」という不安が常にあります。そこで、停電や異常発生による装置停止時に自動的にボンベからの酸素供給に切り替わるタイプや、バッテリーを標準搭載したタイプを品揃えすることで、患者さんの不安を軽減しています。

液化酸素装置

ほたる
ほたる

液体にした酸素を気化させて高濃度の酸素を供給します。電源を使用しないため停電時にも使用可能です。親容器から子容器に充填することで、子容器を携帯用として使用することが可能です。

携帯用酸素ボンベ・アクセサリー

シリュー
シリュー

酸素ボンベから酸素を吸入する際、吸入量が少ない場合、酸素ガスがチューブを流れているのかが分かりにくいということがあります。
酸素ガスが供給されているのかどうかが目で見て容易に判断できるよう、視流計を開発しました。

医療ガス供給システム「OXYMED」

高圧ガス用マニフォールド
高圧ガス用マニフォールド

当社では、医療分野における長年の事業経験を活かし、病院内で発生したヒヤリハット事例を分析し、安全性と使いやすさを徹底的に追求した医療ガス供給システム「OXYMED」を開発しました。幅広い製品ラインアップときめ細かなサービス体制で、高品質なガス供給システムの実現をサポートします。

PET診断薬原料「Water-18O」

安定同位体「Water-18O」
安定同位体「Water-18O」

当社は、空気分離で培った技術を基盤に、世界で初めて酸素蒸留によるPET診断薬原料「Water-18O」の製造に成功しました。PET診断は、ガンの早期発見・診断法として広く普及しています。その診断薬の原料として欠かせないのが、希少な酸素同位体である18Oで標識した水「Water-18O」です。
現在、酸素同位体分離プラントを国内に3基設置し、世界最大となる年産600kgの製造能力を誇ります。最終製品はSIイノベーションセンターにて、GMPに準じた品質管理体制の下で製造され、国内外の約35ヵ国に高品質な「Water-18O」を安定供給しています。

バイオ研究発展への貢献

2008年にはiPS細胞が発明され、ヒト細胞を利用する再生医療分野に向けた研究開発が加速しています。再生医療の実用化には、高品質な培養細胞の確実な管理と、生命細胞、ワクチン、血液などを大量に凍結保存する技術の確立が不可欠です。当社は、液体窒素凍結保存容器の国内唯一のメーカーとして、再生医療やバイオ医薬などにおける技術開発を行い、多種多様な製品をラインアップしています。
液体窒素による生体試料の凍結保存において、当社の凍結保存容器の累積販売実績は国内シェア約50%を誇ります。凍結保存容器の国内唯一のメーカーである強みを生かし、全自動凍結保存システム「クライオライブラリー®」を開発。凍結保存に関する多様なニーズにお応えしています。

凍結保存容器システム
凍結保存容器システム

生体試料搬送容器
生体試料搬送容器

クライオライブラリー
クライオライブラリー

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