日本酸素ホールディングス㈱(社長 CEO:濱田 敏彦)では、2026年3月期 第2四半期の業績が確定しましたのでお知らせします。詳細は、
当社ウェブサイトに開示しております決算短信および決算電話会議資料をご覧ください。
1. 2026年3月期 第2四半期 累積業績概要
当中間連結会計期間(2025年4月1日から2025年9月30日まで)における当社グループの事業環境は、主要市場・地域で引き続き、先行きを見通すことが困難な状況でした。
このような状況の下、グループ全体における製商品の出荷数量は前年同期比で減少しました。グループ全体としては、コスト上昇による販売価格への転嫁等の価格マネジメント、そして地域ごとに生産性向上プログラムに継続的に取り組みました。これらの結果、当中間連結会計期間における業績は、売上収益6,508億29百万円(前年同期比 1.2%増加)、コア営業利益942億57百万円(同 0.8%増加)、営業利益942億4百万円(同 14.2%増加)、親会社の所有者に帰属する中間利益574億26百万円(同 16.7%増加)となりました。
2.2026年3月期
通期業績予想
2025年5月12日に公表いたしました連結業績予想から修正は行っておりません。なお、中間配当金ならびに期末配当金予想を前回予想から修正しております。詳細につきましては、本日(2025年10月30日)公表いたしました「剰余金の配当(中間配当)及び配当予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
(参考情報)
2026年3月期 第2四半期 累積業績(セグメント別)
【日本】
産業ガス関連では、主に炭酸ガス、パッケージガス、電子材料ガスの価格マネジメント効果があったものの、セパレートガスをはじめとするガスの出荷数量が減少し、減収となりました。機器・工事では、エレクトロニクス関連は中大型案件の工事の進捗に伴う売上等により増収でしたが、産業ガス関連は減収となりました。一方、セグメント利益は、価格マネジメント効果や電力代の落ち着きが寄与し、増益となりました。
【米国】 産業ガス関連では、価格マネジメント効果により為替の影響を除くと増収となったものの、セパレートガス以外の製商品の出荷が低調でした。機器・工事では、産業ガス関連、エレクトロニクス関連共に減収となりました。セグメント利益は、価格マネジメント効果や生産性向上への取組みがあったものの、コストの上昇や、製商品の出荷数量減少の影響を受け、減益となりました。
【欧州】 産業ガス関連では、価格マネジメント効果があったものの、セパレートガスをはじめとするガスの出荷数量が減少し、減収となりました。機器・工事では、前期に買収したイタリアのプラントエンジニアリング会社の売上収益が加わったことが寄与し、増収となりました。セグメント利益は、ガスの出荷数量減少の影響を受けたものの、価格マネジメント効果や生産性向上への取組みにより、増益となりました。
【アジア・オセアニア】
産業ガス関連では、前期に取得したオーストラリアのLPガス販売事業、そして今期に取得したオセアニア地域における産業ガス事業の寄与により、増収となりました。エレクトロニクス関連では、機器・工事が堅調に推移し、増収となりました。セグメント利益は、売上収益の増加により増益となりました。なお当期に取得したオセアニア地域における買収事業の取得関連費用を当中間連結会計期間に計上しております。
【サーモス】 日本では、猛暑の影響によりスポーツボトルの販売が堅調に推移したこと、機能的でスタイリッシュなデザインを特徴とする新製品の上市もあり、増収となりましたが、韓国では減収となりました。セグメント利益は、日本における売上収益の増加、継続的なコスト削減、米ドル安に伴う製造コスト低減により、増益となりました。
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日本酸素ホールディングス株式会社
広報部: 03-5788-8513