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2023/10/06
ニュースリリース

【Nippon Gases 】Nippon Gases Europe、Sustainability Report 2023を発行

日本酸素ホールディングスグループの欧州事業会社であるNippon Gasesは、Sustainability Report 2023を発行しました。本レポートはErnst & Young社による認証を受けており、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」に基づき、NGEの事業展開エリアにおける環境や地域社会への貢献について紹介しています。SDGsは、持続可能でより良い未来を目標にしており、各企業においては、この目標に沿った取り組みが求められています。本レポートには、SGS社によるNGEの温室効果ガス排出量検証報告も含まれており、NGE製品のカーボンフットプリントを詳しく確認できます。

新型コロナウイルス感染症の影響が徐々に収まりつつあるなか、地政学的問題や世界経済に関しては不透明な状態が続いています。NGEのChairman & PresidentであるEduardo Gilは、「このような想定外の課題が数多く生じたにもかかわらず、NGEはレジリエンスの高さを示すとともに、ステークホルダーのために事業の継続を可能とする判断や戦略を講じてきました」と語っています。

本レポートでは、サステナビリティに関して、NGEが重点的に取り組んでいる分野における取り組みと進捗状況について説明しています。その例としては、リソースの最適化、エネルギー効率、水の使用、廃棄物管理、温室効果ガス排出量の削減(認定機関によって、算出の妥当性確認と検証を実施)、お客さまのための持続可能な技術ソリューションがあげられます。本レポートは、サステナビリティレポートのガイドラインに基づいており、カーボンニュートラルを目指すNGEの公約を強化するものとなっています。

Nippon GasesのEnergy & Sustainability DirectorであるJoaquín González-Blas Sánchezは、「サステナビリティは、NGEの事業における基本的な要素です。私たちは引き続き前向きな変革を推進し、全人類にとって一層持続可能性に優れた未来を実現するべく、献身的に取り組んでいます」と語っています。

本レポートで改めて強調しているように、NGEでは引き続き安全を最優先しています。また、NGEにおけるサステナビリティ戦略についても詳細にお伝えしています。この戦略の中核を成しているのが、NGEは人が原動力となっている企業であり、社員の卓越性こそが企業としての成長の根幹であるという意識です。このような財務以外の目標や評価基準を通じ、コンプライアンスや倫理的行動、多様性、人財管理、地域社会への貢献などによってNGEの業績に寄与すると考えています。

最後に、欧州が直面している困難に立ち向かう当社としての役割を果たすため、政府機関と非政府機関による人道イニシアチブと協力し、数百万人の苦しみを和らげるべく、引き続き支援を行います。私たちNGEは、既存の枠を超えて取り組むことによって、全人類のための未来をともに実現することが可能になると考えています。 NGEのサステナビリティに関する長期ビジョンや目標の詳細、ならびに本レポートについてはこちらをご参照ください。
Nippon Gasesについて
Nippon Gasesは、ヨーロッパにおける産業・医療ガスのリーディングカンパニーとして、100年以上の歴史を持つ日本酸素ホールディングスグループ(30超の国と地域をカバーする世界第4位の産業ガス、電子ガス、医療用ガスのサプライヤー)の欧州事業の中核を担っています。 私たちNippon Gasesは、約3000名の従業員(女性割合27%)と共に、13カ国で事業を展開し、15万以上のお客様にガス供給サービスを行っています。中でも安全性は、最優先事項として、リスク管理、全従業員による安全方針の遵守により、継続的に向上しています。サステナビリティに向けた取り組みは、お客様、従業員、そして地域社会に対するコミットメントだと認識しています。 私たちは「The Gas Professionals」であり、「ガスで未来を拓く」という同じ目標を共有しています。
https://nippongases.com/

当ニュースは、Nippon Gasesのウェブサイトに掲載されている「Nippon Gases releases Sustainability Report 2023」(英語)の日本語翻訳となります。