サステナビリティトピックス(ガバナンス)

日本酸素ホールディングスグループは、革新的なガスソリューションにより社会に新たな価値を提供し、あらゆる産業の発展に貢献するとともに、人と社会と地球の心地よい未来の実現をめざしています。こうした想いを社員全員が共通認識として理解するグループビジョンに込め、グループ一丸となってサステナビリティ経営を推進しています。

サステナビリティの取組みは、グローバル各地で多岐にわたり展開しており、人、社会、そして地球の課題解決に貢献していくことが、社会価値と経済価値を同時に向上させるとともに、当社グループの企業価値の向上にもつながっていくと考えています。

ガバナンス日本コンプライアンス教育の取り組み

コンプライアンスの教育・研修をあらゆる階層の社員に継続的に行っています。一例を挙げると、大陽日酸で実施している組織別コンプライアンス研修は、グループの全従業員を対象に、共通テーマであるコンプライアンス概論、ハラスメント、独占禁止法、下請法等に関する必要知識の習得と、従業員一人ひとりのコンプライアンス意識の浸透と向上を目的としています。
研修の実施にあたっては、まず社長およびグループCCOからコンプライアンスの重要性についてメッセージを発信し、経営トップの意志とグループ全体の方向性を明確に示しています。研修内容については、現業部署関係各部署からの意見も反映しながら、法令や社会環境の変化に応じて適宜見直しを行い、より実効性の高いプログラムとなるよう努めています。
また、働き方の変化を踏まえ、2021年3月期以降はオンライン研修などの活用を進めています。これにより、テレワークやフレックスタイム制など多様な働き方に対応し、従業員がそれぞれの勤務形態に合わせて柔軟に研修を受講できる環境を整えています。