サステナビリティトピックス(社会)

日本酸素ホールディングスグループは、革新的なガスソリューションにより社会に新たな価値を提供し、あらゆる産業の発展に貢献するとともに、人と社会と地球の心地よい未来の実現をめざしています。こうした想いを社員全員が共通認識として理解するグループビジョンに込め、グループ一丸となってサステナビリティ経営を推進しています。

サステナビリティの取組みは、グローバル各地で多岐にわたり展開しており、人、社会、そして地球の課題解決に貢献していくことが、社会価値と経済価値を同時に向上させるとともに、当社グループの企業価値の向上にもつながっていくと考えています。

社会世界日本酸素ホールディングスグループの社会貢献活動(2025年3月期)

当社グループでは、人と社会と地球の心地よい未来の実現に向けて、「安全・健康」「環境保全」「次世代育成」「災害救助支援」「地域コミュニティ」などの社会貢献活動を推進しています。

事例 地域
安全・健康 Mathesonは乳がんや卵巣がんの患者を支援するためのプログラム「Unite for HER(UFH)」を通じて資金を集めました。 アメリカ
Supagasの社員は多発性硬化症のための寄付金を集めるために、自転車レースに参加しました。また、Supagasuは支店で集めた寄付金の同額を拠出し、寄付しました。 オーストラリア
Supagasの社員はロナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズの「Meals from the Heart」プログラムに参加しました。この活動では、患者が治療を受けている間ハウスに滞在している患者の家族へ食事を作り、提供しました。 オーストラリア
Supagasはシドニー小児病院財団(SCHF)との5年間のスポンサーシップを延長しました。  オーストラリア
Nippon Gases Europeはがんで亡くなった社員の友人を偲んでミニ・フットボール・トーナメント(PDS cup)を開催し、収益金の一部を「Come on AgaiNippon Sanso (Thailand) Cancer」に寄付しました。 ベルギー
Nippon Gases Europeはベルギー最大のランニングフェスティバル「Antwerp 10 miles」へ参加する従業員と家族の参加費用を負担しました。 ベルギー
Nippon Gases Europeは小児がんに特化した基金である「Børnecancerfonden」を支援しました。 デンマーク
Nippon Gases Europeは乳がんと戦ってきた女性が病気の認知度向上を目的として活動するパドルチーム「Pink Power Kowelenz」へジャージを寄付しました。 ドイツ
Nippon Gases Europeは遺伝性疾患の研究を支援するための資金を集めました。 イタリア
Nippon Gases EuropeはHanefeld症候群に罹患した子供達を支援し、研究を推進するための資金を集めました。 イタリア
Nippon Gases Europeは毎年開催されているイベント「Hospital for a Friend」」に参加し、病院の患者とその家族を支援しました。 イタリア
環境保全 日本酸素ホールディングスは沖縄や世界のサンゴ礁の保全に主体となって取り組んでいる沖縄科学技術大学院(OIST)の「OIST サンゴプロジェクト」にスペシャルパートナーとして参画しました。 日本
サーモスは、世界中のサンゴ礁を守る「OIST サンゴプロジェクト」の支援を目的とした沖縄限定のデザインボトルの販売を開始しました。売上収益金の一部は日本酸素ホールディングスを通じて本プロジェクトに使用されます。 日本
大陽日酸は沖縄県恩納村のサンゴを守るための活動を行う『チーム美らサンゴ』にメンバー企業として参画し、サンゴの苗作り、植え付け等の活動を実施しました。 日本
大陽日酸は健康経営と社会貢献活動の一環 として、東京都の多摩川でラフティングをしながらゴミ拾いを実施しました。 日本
サーモスはプロバスケットボールクラブ「アルバルク東京」のホーム ゲーム会場にブースを出展し、「ドリンク容器リユースサービス」の実証実験を行いました。 日本
サーモスは東京都・NPO 法人・企業が連携して行う自然環境保全活動である「東京グリーンシップ・アクション 2024」に参加し、里山保全活動を行いました。 日本
サーモスは猛禽類保護活動の応援のためオリジナルボトルを販売し、売上収益金の一部は猛禽類医学研究所を通じて絶滅の危機に瀕した野生動物の保護に使われています。 日本
Nippon Sanso (Thailand)は Green Road Projectに使用済みのペットボトルを寄付しました。これらはテーブル、イス、舗装ブロックにリサイクルされ地域で使われます。 タイ
Nippon Sanso (Thailand)は 王立森林局と協力して、洪水を防ぎ、乾季に使用する水を貯めるための砂防えん提を建設しました。 タイ
Nippon Sanso (Thailand)は北工業団地と共に地域の周辺の森林で苗木の植樹に参加しました。 タイ
Nippon Sanso (Thailand)は、「サステナブルな緑地開発 」プロジェクトの下、北部工業団地との山火事防止活動に参加し、防火帯を作りました。 タイ
Nippon Sanso (Thailand)は、国王誕生日に植樹を実施しました。 タイ
Nippon Gases Europeはエデン森林再生プロジェクトと協力して植林を実施しました。 イタリア
Nippon Gases Europeはドイツ国内の各地域で植樹を実施しました。 ドイツ
Nippon Gases Europeでは従業員、家族、パートナーを含む100人以上の人々が第二回森林再生プロジェクトに参加し、1500本以上を植樹しました。 ポルトガル
次世代教育 サーモスは、 オフィシャルパートナーである川崎フロンターレと共に「神奈川こども食堂・地 域食堂ネットワーク」への支援を実施し、自社のフライパン を神奈川県内のこども食堂・地域食堂などに贈呈しました。 日本
サーモスは首都圏最大規模のスポーツタウンにて「サーモス presents 川崎フロンターレと学ぶ食育サッカー教室」開催に協賛しました。 日本
サーモスは青少年の健全育成とSDGsの普及を目的に、アルバルク東京×サーモス「バスケと SDGs 教室」を開催しました。 日本
サーモスは物価高騰下における大学生の食事をサポートするために、大学の栄養学部に所属する学生と安価かつ栄養価の高い食事のレシピ開発に取り組みました。 日本
大陽日酸は「大陽日酸キッズ理科教室」を開催し、品川区の小学生に液体窒素を使った実験を体験してもらいました。 日本
大陽日酸はスポーツ活動を通じた青少年の健全な育成を目的に、「大陽日酸サッカー教室 セルジオサッカークリニック2024」を千葉と大阪で開催しました。 日本
日酸TANAKAの長野工場は中学校の職場体験学習を受け入れました。 日本
ティーエムエアー鹿島事業所は地元の小学校で理科教室を開催しました。 日本
Mathesonはペンシルバニア州の小学校に学校用品を寄付しました。 アメリカ
Supagasの従業員はKokoda99kmランニングチャレンジに参加し、地域の若者に無料支援プログラムを提供しているKokoda青少年財団への募金活動を行いました。 オーストラリア
Nippon Sanso Vietnamはドンナイ省に選ばれた中高生を対象とした奨学金を共催しています。 ベトナム
Nippon Sanso Vietnamは教育支援を目的に、ノートパソコンやデスクトップパソコンなどの電子機器を地元の中学校と孤児院に寄付しました。 ベトナム
Nippon Gases Europeは女性従業員の成長を促進するネットワーク「WING」を通じて、子供やティーンエイジャーに、家庭での実験を通じて科学への関心を向上させる活動を実施しています。 ヨーロッパ
Nippon Gases Europeは障害を持つ子どもたちを支援するBBQイベントを企画しました。 ベルギー
Nippon Gases EuropeはSTEM(科学、技術、工学、数学)プロジェクトを企画し、3つの拠点に少女達を招待し、会社概要やキャリア機会について紹介しました。 ドイツ
Nippon Gases Europeは使用しなくなったノートパソコンを小学校に寄付しました。 ドイツ
Nippon Gases EuropeはU10のサッカーチームのためにトレーニング用品を購入しました。 アイルランド
Nippon Gases Europeは施設にいる子供達のクリスマスプレゼントを購入するために資金を集めました。 イタリア
Nippon Gases Europeは子供達に科学のテーマに興味を持ってもらうための地元のイニシアチブ「Women in Uniform Read」に参加しました。 ノルウェー
Nippon Gases Europeは7歳の少女達を対象とした新しいハンドボールクラブの設備資金を支援しました。 ノルウェー
Nippon Gases Europeは子ども向けの地域のサーカス団体「Sirkus Sybilla」を支援しています。彼らは地域での公演に加えて学校などを訪問しています。 ノルウェー
Nippon Gases Europeは無料バスサービスを通じて、子供達が山やスキーに行ける環境作りに貢献しています。 ノルウェー
Nippon Gases Europeは毎年クリスマスパーティーを開催し小学生を支援しています。 ノルウェー
災害救助支援 日本酸素ホールディングスは2025年3月28日に発生したミャンマー地震の被災者救済および被災地復興支援のため、日本赤十字社を通じて、義援金を寄付しました。 日本
Nippon Gases Europeはバレンシア地方での深刻な洪水被害に対して、赤十字社と協力して寄付を募り、支援しました。 スペイン
地域コミュニティ サーモスは工事現場の技能者に大容量の水筒を寄付しました。 日本
大陽日酸は障がい者支援の一環として就労支援センターで作られた、無添加パンや焼き菓子、無農薬・有機野菜の販売会を実施しました。 日本
Nippon Gases Europeは200周年を迎えたデュッセルドルフカーニバルに寄付をしました。 ドイツ
Nippon Gases Europeは高齢者精神科施設の住民のためにクリスマスマーケットを開催しました。 ベルギー
Nippon Gases Europeは病院で開催されたイベントのためにヘリウムガスと風船を寄付しました。 イタリア
Nippon Gases Europeは教区のイベントのためにヘリウムガスを寄付しました。 イタリア
Nippon Gases Europeは生活に困窮する人々のために活動する非営利団体「Kirkens Bymisjon」を支援しました。 ノルウェー
Nippon Gases Europeは毎年4月にリュカンで行われる年間最大のイベントを支援しました。 ノルウェー
Nippon Gases Europeは地域の工芸センターにプレゼンテーション用のプロジェクターを購入するための資金を寄付しました。 ノルウェー
Mathesonは保存食品、日用品、その他の生活必需品などを寄付しました。 アメリカ

社会欧州Nippon Gases Italiaが果実の成熟促進用ガス「Frutil」の製造承認取得

Nippon Gases Italiaは、収穫後の果実の熟成を促進する植物防疫製品「Frutil」の製造承認を取得しました。Frutilは窒素とエチレンをベースとする同社オリジナルブレンドガスで、未熟な果実を目的地で安全に適切なタイミングで完熟させ、消費者にお届けすることができ、フードロス削減につながります。

社会米国Matheson、LabCorpとのパートナーシップを拡充

Laboratory Corporation of America HoldingsはLabCorpとして知られており、世界最大級の臨床検査ネットワークを運営して週250万件の検査を処理しています。Mathesonはコールドチェーンに用いるドライアイスの提供を通じて臨床検査の新再生を下支えし、LabCorpとのパートナーシップを年々着実に拡大しています。今後も160の拠点をもつ供給能力や信頼性により、この連携を維持強化していきます。

社会世界第3回 Global HR Committee を開催
―注力分野はグローバルリーダー育成とD&I―

当社では、グループ全体の人事戦略や施策を共有・議論し、互いの知見を学び合うことで、人事ネットワークの構築と機能強化を推進する「Global HR Committee」を定期的に開催しています。
2025年7月には「第3回 Global HR Committee」を開催、世界各地からグループ各社の人事責任者等約20名が参加しました。本会議では、以下のテーマを中心に活発な意見交換と議論が行われました。
・各グループ会社の人事重点課題の共有
・中期経営計画、ウェルビーイング、エンゲージメントサーベイ
・D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)推進
・グローバルリーダー育成
特に、D&I推進についてはグループ共通指針やシンボリックゴールの策定に向けた議論を行い、グローバルリーダー育成に関しては、リーダーの定義に関するワークショップを実施しました。これらの取り組みにより、グループ全体でのD&I推進や次世代リーダー育成をさらに加速させていきます。

グローバルリーダー育成に関するワークショップの様子

社会世界第2回エンゲージメントサーベイワークショップを開催

当社では、2022年よりエンゲージメントサーベイを実施しています。(エンゲージメントサーベイに関してはこちらをご覧ください。)調査会社からの報告では、持続可能なエンゲージメントが高い企業は、低い企業よりも業績を上げる傾向があります。そのため2024年より、スコア改善を目的としてグループ各社のエンゲージメントサーベイ事務局や担当者を対象にしたワークショップを開催しています。 2025年5月に実施した第2回では、(1)サーベイ結果を理解し、課題を 明確にする視点を習得、(2)課題への対応を考え、アクションプランにまとめるプロセスを体験、(3)エンゲージメントに関する最新のトレンドを理解し、アクションプランの推進に活かす、(4)分析やグループ会社 の事例からの学びを通じて、効果的なアクションの促進を図る――という4つの目的の下、グループディスカッションやグループ会社の事例紹介を行いました。実際に運用しているアクションプランと実績を各社から紹介する機会を設けたことで、参加者同士の学び合いや気付きを得られる場となりました。

社会米国国際女性デーに合わせ、 女性従業員による座談会を初開催

2025年3月、Matheson( 以下、MTG)では「国際女性デー」を記念して、初めてとなるラウンドテーブル・ウェビナーを開催。女性従業員4人がパネリストとなり、D&Iについて率直な意見を交わしながら、それぞれの経験や学び、アドバイスをオンライン参加者と共有しました。MTGでは2025年に結成されたWAM(Women at Matheson)がさらに活動の幅を拡大していく予定です。

ラウンドテーブル・ウェビナーの参加者

社会欧州女性社員のキャリア成長を支援するスポンサーシッププログラムの歩みと第3回開催について

Nippon Gases Europeは、女性社員のキャリア成長を支援するため、2022年から毎年、スポンサーシッププログラムを実施しています。スポンサーシッププログラムとは、企業が社員の能力開発やリーダーシップ育成を目的に、対象者の「可視化」「ネットワーキング」「能力開発」を支援する仕組みです。支援を受ける社員は、社内での認知度向上や専門的なつながりの構築、リーダーシップスキルの強化など、キャリア成長のための様々な機会を得ることができます。
このプログラムは、初回開催時からD&I推進を重視し、女性リーダーの育成を目的として展開されてきました。継続的な取り組みにより、社内の多様性を高め、イノベーションと持続的成長を促進する企業文化の醸成に貢献しています。2025年10月には、第3回スポンサーシッププログラムが開始されます。今回から新しい内容で、16名の女性社員が参加予定です。本プログラムは引き続き「可視化」「ネットワーキング」「能力開発」の3つの柱を軸として展開され、参加者は多様性を受け入れ、誰もが活躍できる未来の実現に向けて成長の機会を得ることができます。
今後も、女性リーダーへの支援を通じて、多様な視点がイノベーションと持続的成長をもたらす企業文化の醸成を目指し、積極的な活動を続けます。

昨年実施したスポンサーシッププログラムクロージングイベントの様子

社会日本ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進の取り組み

~対話を通じた企業風土醸成~

大陽日酸は、社内外に向け2024年7月に「D&I宣言」をしました。また、2029年度までの「D&Iアクションプラン」を策定し、D&Iの推進に取り組んでいます。
まずは、働き方や人財の多様化を受入れ、互いに尊重しあう企業風土醸成を目指して各種取り組みを行っています。2024年度は、D&I推進の必要性の理解促進を目的に、全国7か所の事業所でタウンホールミーティング(経営と従業員との対話集会)を実施しました。このタウンホールミーティングには、社長、人事部長、D&I推進室長が毎回参加し、従業員と直接対話することで、D&I推進に関する疑問を解消し、理解促進に努めました。約700名が参加し、直接、経営層の声を聞ける場として、多くの質問があり活発な場となりました。
今後も、「多様性があることは当たり前であり価値がある」という理解を目指し、従業員の声を活かしながらD&Iを推進してまいります。

~アンコンシャスバイアス啓発による企業風土醸成~

大陽日酸は多様性を推進するにあたり、アンコンシャスバイアス(性別に役割認識や年齢・経験に対するとらえかたの偏り等)がD&I推進の阻害要因となりうると考え、アンコンシャスバイアス啓発活動を実施しています。
2024年度は、全従業員に向けた講演会や、管理職を対象としたeラーニング・ワークショップを実施し、身近にあるアンコンシャスバイアスを考える機会を作りました。これにより「アンコン」が社内の共通言語となり、社内で”アンコン”について会話する機会が生まれています。今後も研修などを通じて啓発活動を継続していくことで、アンコンシャスバイアスによるネガティブな影響力をなくし、多様な人財が活躍できる風土醸成を目指していきます。

~女性リーダー育成強化の取り組み~

大陽日酸は、マネージャー(管理職)の多様性を目指し、女性管理職候補を対象に2024年度から女性リーダー育成強化のための研修「キャリア・デザイン研修」を開始しました。これは、本人が自分のキャリアに向き合うきっかけとするだけでなく、上長も上長向けの研修を受講することで、対象である女性部下への伴走・育成を実現するものです。研修は、女性、上長それぞれのプログラムに加え、合同で受講するプログラムも用意し、一緒に学び、お互い対話する場が提供されました。
上長からは、『女性特有のライフイベントや体調変化、女性の傾向として見られがちなインポスター症候群等の特徴を確認することで、個性にあわせた指導の参考になった。』『部下指導では男女関係なく活用できる知識セットであり部下との対話が増えるきっかけとなった。』といった声がありました。

社会アジア・オセアニア「SEA+I女性活躍推進フォワードプラン」を発表

東南アジア&インドサブセグメントでは、2023年4月より「女性活躍推進ワーキンググループ」を試験的に運営し、その後、地域の女性活躍推進委員会を設立しました。さらに、地域共通の女性活躍推進KPIを設定し、取り組みの進捗を可視化しています。2025年3月期には、これらのKPIをもとに、各現地法人が女性活躍推進のためのアクションプランを策定しました。NSHSは、グループ全体で76件のアクションプランを統合し、「SEA+I女性活躍推進フォワードプラン」として、年次のHR会議で発表しました。

第8回年次HRネットワーク会議の参加者
女性管理職にキャリア成長の機会を平等に提供

社会世界日本酸素ホールディングスグループの社会貢献活動

当社グループでは、より良い地域社会の実現に向け、地域社会に密着した社会貢献活動に取り組んでいます。

事例 地域
環境保全 日光植樹活動:大陽日酸では、従業員とその家族が参加し、栃木県日光市の足尾銅山で登山ウォーキングのあと、苗木の植樹をしました。 日本
ラフティングと清掃活動:大陽日酸では、従業員とその家族が参加し、スポーツを楽しみながら河川のごみ拾いを行いました。 日本
里山の保全活動:大陽日酸及びサーモスの従業員は、東京グリーンシップ・アクションに参加して里山の保全活動に取り組みました。 日本
「Plant-A-Tree」(植樹)活動に参加:本活動は、シンガポールの国立公園委員会によるOneMillionTrees運動の一環として開催され、シンガポール国内の樹木の本数を増やし、気候変動に対するレジリエンスを高めるという大規模な取組みの一助となります。  シンガポール
マドリード地域の在来鳥類の回復を促進するため、障がい者の手によって準備された巣箱を設置しました。 スペイン
地域貢献 キッズ理科教室を開催:大陽日酸では、液体窒素を用いた実験を通して子どもたちに科学の楽しさを体験してもらい、好奇心や想像力を高める一助となることを目的に、本社近隣の小学校で2007年より理科教室を開催しています。 日本
大陽日酸北海道が理科実験教室を開催:プロバスケットボールチームのレバンガ北海道との協賛により、札幌市内の小学校で、液体窒素を用いた理科実験教室を開催しました。 日本
大陽日酸サッカー教室 セルジオサッカークリニック 2023を開催:スポーツ活動を通じて青少年の健全な育成を図るべく、1990 年より千葉市で、2005年からは大阪府でも、セルジオ越後氏によるサッカー教室を各地のサッカー協会と共催しています。講師チームと試合形式で戦うサッカークリニックや、参加チームで行うミニサッカー大会を実施しています。 日本
大陽日酸つくば事業所のクリーン活動:周辺企業とともに、事業所敷地に隣接した歩道や調整池の清掃活動を行いました。 日本
『親子で学ぶ栄養とスープジャー講座』に協賛:サーモスは、川崎フロンターレのホームゲームが行われる等々力陸上競技場にて、株式会社ソル・メディアが主催するサカママイベント『親子で学ぶ栄養とスープジャー講座~観戦しながら栄養をつけよう~』に協賛しました。
日本
海洋環境の健全性を高めるために、ビーチクリーン活動を行いました。 イギリス
最近の危機の影響で経済的に苦しんでいる人々のために、食事を提供しました。 ベルギー
「The Future Sounds Exciting」というスローガンのもと、炭酸飲料の泡から電気自動車に使われる半導体に至るまで、私たちの提供するソリューションがどのように役立っているかを一般の人々に紹介しました。
ベルギー
寄付活動 台湾東部沖地震の災害に対する義援金:日本酸素ホールディングスは、被災者救済および被災地復興にお役立ていただくため、日本赤十字社を通じて義援金を寄贈しました。 日本
「令和6年能登半島地震」災害に対する義援金:大陽日酸は、被災者救済および被災地復興にお役立ていただくため、日本赤十字社とジャパン・プラットフォームを通じて義援金を寄贈しました。
日本
「かわさきこども食堂ネットワーク」への支援に参画:サーモスは、こども食堂が抱える調理の効率化といった課題の解決を目指し、かわさきこども食堂ネットワークに同社のステンレスポットやフライパン、保温調理ができる「真空保温調理器シャトルシェフ」を寄贈しました。
日本
ハワイ・マウイ島の山火事への支援:ハワイ州マウイ島における甚大な山火事の発生を受け、マウイ・フード・バンクと提携し、6,900本以上の飲料水を寄付しました。 米国
クリスマスシーズンの地域社会への恩返しとして、おもちゃの寄付活動を行いました。おもちゃは慈善団体の「The House of the Carpenter(大工の家)」に寄付され、恵まれない家庭の子供たちのために役立てられました。
米国
Saint Isidore's Food Pantry(聖イシドール食料配給所)のために、今年で3年目となるフードドライブを開催し、地域社会を支援しました。
米国
バークスの「Havanese Angel League Organization (HALO) 」と「Paws and Claws」の活動継続を支援するために寄付をしました。HALO はハバニーズ犬の生存とケアに専念する非営利団体で、 Paws and Clawsは困っている猫や犬の里親探しを支援する団体です。 米国
低所得世帯の子供たちを支援するために、自主的な学用品配給キャンペーンを開催しました。 米国
地域の病院に何カ月も入院しなければならない小児がんの子どもたちのために、より快適な部屋を提供しました。 スペイン
がんに苦しむ子供たちをはじめとした入院患者の気分が晴れるよう、小編成のオーケストラを病院へ招きました。
スペイン
クリスマス・キャンペーンで集めた募金を、スペインフードバンク連合会(FESBAL)に寄付しました。 スペイン
グロルド工場近郊の地元劇場へ、プログラム小冊子を寄付しました。 ノルウェー
地元の慈善団体への寄付を募るために、従業員がスコットランド地方を17.8マイル歩きました。寄付金は「Mental Health Aberdeen」へ送られました。 イギリス
地元のフードバンクへ食料品や日用品を寄付しました。 イギリス
地元の慈善団体である「Charies House」を支援するためにダンスパーティーに参加しました。寄付金は、地元地域の家族世帯に支援と休養を提供する新しい施設の建設に充てられます。 イギリス
使用済みの切手を集め、慈善団体の「Bethel」に寄付しました。Bethelでは、障害のある人たちに使用済み切手の仕分けや修繕、選定、販売の仕事に携わってもらっています。 ドイツ
使用しなくなったノートパソコンを学校へ寄贈しました。 ドイツ
障がいを持つ子どもたちのために、ヘリウムバルーンを寄付しました。 イタリア
がんで亡くなった社員の友人を偲んでミニ・フットボール・トーナメントを開催し、収益の大部分をCome on Against Cancerの公式キャンペーンに寄付しました。 ベルギー
Supagasは、Sydney Children’s Hospitals Foundationの外科・麻酔科病棟に、医療用折りたたみ式保護者用ベッドを設置するための資金を提供しました。 オーストラリア

社会日本難発現タンパク質の合成・精製における共同開発を開始

大陽日酸は、株式会社ワイエムシィ(以下、YMC)とバイオ医薬分野で需要が見込まれる難発現タンパク質*の製造を行うため、合成から精製まで一貫した共同開発を開始しました。バイオ医薬分野のタンパク質市場拡大にともない、従来の生細胞を用いた発現・精製では得にくいような難発現タンパク質の需要が高まっています。今後、大陽日酸の無細胞タンパク質合成技術とYMCのクロマトグラフィー技術の強みを活かす共同開発により、両社は創薬研究向け試薬市場とバイオ医薬市場のお客様に高品質かつ製造コストを最適化した製品の提供が可能となります。両社は無細胞タンパク質合成系による難発現タンパク質製造だけでなく、合成から精製までのそれぞれの強みを最大限に活かし、高機能アフィニティカラムの開発など様々な分野でも連携を強めてまいります。

*難発現タンパク質:正しく機能する形での調製が難しいタンパク質

 

社会日本高圧ガス保安力向上サービス「みんなガスシル」の外部提供開始

「みんなガスシル」は、自主保安活動を支援するパッケージサービスです。高圧ガスを扱う皆様に、もっとガスのことを知ってほしい、という願いを込めて命名されました。本サービスは高圧ガス保安の教育動画を中心に、不適切な取扱いの危険性をリアルに感じられる保安管理責任者向け危険体感講習、安全を総合的に学ぶオンラインのサロンで構成されており、利用人数に応じてリーズナブルに利用できます。2023 年4月に本サービスを正式リリースし、お客様への有償提供を開始しました。また、2024年4月1日より、大学・高専・工業高校を対象に無償提供を開始しています。提供するのは全てオンラインで利用できる、大学・高専・工業高校向けにカスタマイズされた高圧ガスの自主保安活動を支援するパッケージサービスです。動画視聴による高圧ガス保安の「学び」を中心に据え、不適切な取扱いで生じる危険性体感、組織の安全文化醸成につながるような各種セミナーで「気づき」「振り返り」をうながす構成となっています。

「ガスシルラーニング」のホームページ画面

社会日本ダイバーシティ&インクルージョン推進室の設置

大陽日酸は、2024年4月に「ダイバーシティ&インクルージョン推進室」を設置しました。これまでの女性活躍推進から、多様な人材の活躍促進に焦点を広げ、アンコンシャスバイアスの解消や女性リーダー育成のための研修、両立支援制度の改善に取り組んでいます。2024年度の活動方針は「Action, Support, Promotion」の3本柱で、女性執行役員のリードのもと、研修対象の拡大やタウンホールミーティングの開催、人事部との連携強化を進めています。

 

社会アジア・オセアニア第5回ラーニングフェスティバルの開催

2023年8月4日、Nippon Sanso Holdings Singapore(NSHS)は、東南アジア・インド地域のグループ社員を対象に、第5回となる「ラーニングフェスティバル」を開催しました。テーマは「メンタリングとコーチング:次世代リーダーの育成」でした。 開会の挨拶で、同社社長 CEOであるHelder TeixeiraよりNippon Gasesでのメンターシッププログラムの経験を共有した他、外部講師が、メンタリングとコーチングの重要性について講演しました。特にコーチングについては、キャリア開発の必須要素とされているため、中間管理職層へのコーチング技術の研修を通じて、コーチング文化の醸成を目指しています。NSHSは、東南アジア・インド地域内横断のイベントを継続的に開催し、域内グループ企業をオープンで協力的かつ、適応力のある組織へと育て上げる事を目指しています。

 

社会日本睡眠検診サービスと解析支援AIの共同開発開始

東大発ベンチャーの株式会社ACCELStarsとアイ・エム・アイ株式会社(当社子会社)は、各々が提供する世界最高レベルの睡眠測定技術を有したアルゴリズムと睡眠評価装置を活用し、睡眠障害の早期発見を目指した睡眠検診サービスの共同開発・提供に関して、共同研究を開始することに合意しました。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の潜在患者数は、現在日本に600万人以上いるとも言われ、検査および診断には、入院しての終夜ポリソムノグラフィー装置(フルPSG)が利用されています。両社は、より簡便な睡眠検診サービスの開発・提供により、SAS潜在患者と睡眠障害の早期発見を促し、精密検査・確定診断に繋げ、睡眠医療全体の活性化に貢献していきます。
睡眠検診サービスと解析支援AIの共同開発開始

社会世界エンゲージメントサーベイの実施

従業員が生産的な職場環境、心⾝の健康などによって維持される⽬標達成に向けた貢献意欲や組織に対する帰属意識を持って仕事に取り組めているかを測るエンゲージメントサーベイを実施し、多くの従業員が参加しました。エンゲージメントの高まりは従業員と会社の双方にさまざまなメリットがあるため、サーベイによって得られた情報を事業会社毎に分析し、その結果を生産性向上、働きがいの充実、そしてダイバーシティの推進といった組織改善に向けたアクションプランの策定に活用します。アクションプランを効果的に機能させるため、サーベイは継続して実施します。
エンゲージメントサーベイの実施

社会日本女性活躍推進プロジェクトの発足

大陽日酸では、女性総合職の積極的な採用など、事業活動への女性の積極的な登用に向け取り組んできました。その女性社員がよりイキイキと働ける会社を目指し、女性活躍推進プロジェクトを2022年10月に発足しました。プロジェクトメンバーには女性管理職やリーダーだけでなく、若手社員など幅広い世代で構成され、営業や技術など様々職種のメンバーが集まり活動を行っています。同プロジェクトではインタビューや全社アンケートを通じて、女性活躍や介護、育児、様々な働き方に対する従業員の意見や意識を集約し、従業員が育児や介護をしながら安心して働き続けられるよう環境整備などの両立支援に取り組んでいます。今後は女性を中心に多様な人材がイキイキと働きがいを持って活躍する会社の実現に向けて活動を続けております。
女性活躍推進プロジェクトの発足

社会米国職場における多様性と包括性の推進

MATHESONでは、各個々の社員が持つ多様な価値観や個性を尊重し、積極的に活用しています。人種、宗教、性別、年齢、性的指向などに関係なく、すべての社員が自身の力を最大限に発揮し、働きやすい環境を整えることに取り組んでいます。2023年度のリスク管理プロジェクトの一環として、多様な労働力を育成し、全ての社員にとって安全で公正な職場環境を提供するための戦略を策定するため、専門チームを組成しました。私たちはMATHESONが職場での多様性と包括性を推進し、これらの価値を広めることで、全ての社員が持続的に成長し続けられる環境を作り出すことを目指しています。

社会欧州GOL(Growing Our Leadership)Ⅱの開催

Nippon Gasesでは、「GOL(Growing Our Leadership)II」と冠したプログラムを設け、リーダー育成に取り組んでいます。管理職向けの9カ月間の人材育成プログラムで、参加者はさまざまな分野でトレーニングを受けます。目的はリーダーシップスキルの強化と組織支援力の向上です。各参加者は生産性向上プロジェクトに参画し、2022年9月には地域代表プロジェクトチームがスペインのセゴビアでの表彰イベントに招待されました。同イベントでは、各戦略の発表と共に、参加者が自身のプロジェクトを経営幹部に発表し、最終審査では、エネルギー消費削減プロジェクトが最優秀賞を受賞しました。これまでに190名の管理職がプログラムを受講し、37のプロジェクトが実施され、これにより大幅なコスト削減が実現しました。

最優秀プロジェクト賞を受賞したユーロホールディングとITチーム

社会アジア・オセアニアSEA+I 人事ネットワーク会議の開催

2022年7月1日に第6回となる「SEA+I人事ネットワーク会議」を開催し、女性社員のエンパワーメント(能力開花)とエンゲージメントサーベイの実施計画について話し合いました。女性のエンパワーメントを実現するというテーマのもとで開始され、経営層からの挨拶では、企業が女性社員の活躍を支援し、登用を推進することでリーダーシップが女性のエンパワーメントに大きく貢献できるとの強調がありました。基調講演では、SEA+I地域における女性のエンパワーメントをサポートするための会社の方針とコミットメントが示されました。SEA+I HR Community of Practice(SEA+I HRCoP)では、女性のエンパワーメントと従業員エンゲージメントに関する組織の課題に対して、2つの対話セッションを行い、共通の取り組みを推進するための実践的なアプローチが提案されました。女性のエンパワーメントと従業員エンゲージメントについての会社の課題と解決策が参加者間で共有され、大きな学びがありました。

第6回SEA+I人事ネットワーク会議2022の参加者